皆様ご機嫌よう!!
現代音楽を聴いたことがありますでしょうか??
現代音楽は
今までの音楽と全く違うものも多く、なじみのなさから難解な音楽
と思う方がいるようです。
私はめちゃくちゃ面白いと思いますよ!
私の考える現代音楽の面白い点は、
常に新しい音楽を追及しており斬新と感じるものが多いという点です。
この記事では、そんな現代音楽の特徴とおすすめを説明します!
現代音楽を知りたい方、興味がある方、昨日の夕飯を思い出せない方に有益な記事になっております。
それでは参ります!!
現代音楽の特徴
現代音楽の定義
現代音楽とは、ずばり、
既成のクラシック音楽にはない技法や作曲法で出来た聞きなれない音楽の事です。
クラシック音楽がルーツにあることがポイントです。
現代音楽の発祥
現代音楽が出来た背景には
- リスナーが多様化した。(教会関係者や貴族だけではなくなった)
- 音楽が飽和しており、皆新しいものを求めていた。
- 今さらベートヴェンのような音楽を作っても面白くない。
のような事が考えられます(あくまで私見です)。
次は、個人的おすすめ人物を3人紹介したいと思います。
実は日本にも優れた現代音楽はたくさんいますが、特に影響を与えた人物として海外の3人を紹介いたします。
現代音楽家おすすめ3選
シェーンベルク(オーストリア 1874~1951)
一人目のおすすめおじさんは、シェーンベルクです。
彼はいわゆるクラシックの大物に師事しますが、現代音楽の道に行きます。
一番の特徴は調性のとれた音楽から、調性のない音楽にチャレンジしたことです。
これを、12音技法といいます。
”ド”の次は”レ”と言いたくなります。これが調性です。
彼は一度”ド”を鳴らすと”ド”以外の11音を鳴らすまで同じ音を鳴らさないことで調性を無くしました。
縛りプレイです。横断歩道の白を踏まないで帰る小学生のノリです。
聴いたことのない感じになりそうですよね。
聴いてみてください。
いいかがでしたか?
不気味なような気もするし聴き心地のいいような気もします。
これが現代音楽の魅力の一つであります。
超早朝か超深夜に聴くと変な気分になり異世界体験を味わえますよ。
フィリップ・グラス (アメリカ 1937~)
2人目のおじさんはフィリップグラスさんです。
彼のルーツはクラシックにありますが、東洋から多く影響を受けています。
必要最小限の音を繰り返すミニマルミュージックの先駆者の1人です。
最近よく聞くミニマルの音楽バージョンです。
聴いてみてください。
かなりいい感じでしょう。
ちなみに、このような音は反西洋的らしくで東洋から影響を受けたグラスらしいといえます。
彼はそこそこ有名で映画にもしばしば使われます。
彼自身はミニマルミュージックと言われるのを嫌うそうです。
街で見かかてもそのような事を言わないほうがいいと思います。
ジョン・ケージ (アメリカ 1912~1992)
3人目のおじさんはジョン・ケージです。
彼は現代音楽家の中でも特に有名で、音楽のみならず芸術分野にも影響を及ぼします。
楽譜やその場の環境で変わるような音楽が多いです。
一番有名なのは、何も演奏しない、”4分33秒”でしょう。
解釈が分かれるそうですが、その場で変わる環境音や雰囲気を音楽としてとらえており、
音楽という概念を拡張したといえます。
環境音楽(アンビエントミュージック)の礎を築いたと私は考えております。
素敵ですよね。これを、演奏しようとした勇気に感服です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
難しいというイメージのあった現代音楽のイメージがわきましたか?
確かに、ジョン・ケージのような難しい音楽もあり頭がおかしいと思われがちですが、
背景や意味を考えると面白くなると思います。
現状に満足することなく進化し続ける尊さもあります。
この記事をきっかけに奥深い現代音楽の世界に迷い込んでください。
それでは!!
本記事は下記の文献を一部参考にしました。
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