皆さま御機嫌よう!
お豆は通勤電車の時間に日経電子版を読んでいます。
日経の記事で興味深い記事を見つけました。
”若者呼び込め 変わるお寺 SNS説法にテクノ法要(日本経済新聞電子版2021年2月1日)”
という記事です。
テ、テクノ法要??
変てこ音楽収集家のお豆としては見過ごせないワードです。
今日はこのテクノ法要について、
それに感じる事などを紹介したいと思います。
テクノ法要ってなんだ?
福井県にある照恩寺というお寺のご住職が始められた取り組みです。
テクノにお経を乗せています。
仏教×テクノです。
なかなか興味深い。
HPにはテクノ法要について以下の記述があります。
「テクノ法要」では、「極楽浄土は光の世界」という認識を基に、空間(寺の内陣に限らず、ホールや野外なども含む を現代の光(プロジェクタ投影・舞台照明)で装飾し、昔から伝わる声明(お経など)を 時空を超えるテクノサウンドにアレンジしてお勤めを行います。
浄土真宗本願寺派照恩寺 Web Siteより引用
と記されています。
テクノ法要後は仏教の話もされるそうです。
仏教の考えである極楽浄土の世界観を現代の技術で表現しようとした試みであると言えます。
ちなみにご住職は
学生時代からYMOに興味をもったりDJをするなど音楽に関する関心があったようです。
実際に聴いてみよう!
こちらが実際の動画です。
最新技術と数千年続く仏教の歴史が出会う瞬間をご覧あれ。
素晴らしいです。
お経をしっかりと聴かせつつ 飽きないようにテクノで聴きやすくしてくれています。
かといって華美になりすぎない音の構成が素晴らしいです。
仏陀も喜んでいると思います。
テクノ法要に対する持論
テクノ法要という取り組みは素晴らしいともいます。
仏教離れや仏教を身近に感じない若い世代への布教としては最高だと思います。
伝統文化はとても大事だと思います。
しかしそれも伝え引き継いで行ける人材がいてこそです。
伝統文化で敷居が高くなり人が集まらなければ元も子もありません。
テクノ法要を始めとする新しい取り組みのおかげで多くの人が興味を持つことで
仏教やそれに類する文化財が守られ、
さらに100年後に伝統となるものが生まれるのだと思います。
以上!!
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