皆さま御機嫌よう。
近頃、電子音や不協和音を聴きすぎて死にそうなお豆です。
今日は環境音楽(アンビエントミュージック)のおすすめと特徴を紹介します。
BGMのようなものから周囲環境を録音したものと多様性があります。
かなり奥深い分野だと思っています。
今日はそんな環境音楽の概要や、
風変わりなアルバムを5つ紹介したいと思います。
空港のための音楽から胎内をイメージした音楽まであります!
この記事は
- 環境音楽について知りたい方
- 変わった音楽を探し求めている方
にお勧めの記事になっております。
それでは参りましょう。
環境音楽の特徴と歴史
環境音楽のコンセプトとなり後世に影響を与えたとされているのが、
1920年発表のエリックサティ”家具の音楽”です。
家具のように生活に溶け込み日常を妨げない音楽です。
今のBGMや環境音楽の考え方の元となりました。
聴かれることを意図しないような音楽とも表現されます。
その場やその場の特性を考えた音楽となっております。
環境音楽のおすすめアルバム5選!
それではお豆が選んだ、
アルバムを5つ紹介します。
環境音楽の大名盤から珍盤まで幅広く取り揃えておりますので、
是非最後までお読みください。
Braian Eno / Music For Airports 1978年
文字通り空港のためにつくられた楽曲です。
実際に空港でも流れているそうで、
空港の空港による空港のための音楽という感じ。
空港アナウンスやエンジン音に干渉せず、干渉されず。
まさに環境音楽と言えます。
Michel Redolfi / Sonic Waters 1982~1989年
水中音楽を確立した人物です。
水中音楽てなんやねん。
機材などを沈めてそれを演奏し聴衆も水に沈めて聴かせました。
水中という環境における音楽っていうことですか?
可能性を感じて面白いですね!
何でもありです。
Sonic Waterの公式動画も面白いので是非見てください。
Mickey Hart Taro Hart / Music To Be Born By 1980年
お次はMickey Hartというおじさんです。
地獄の黙示録の音楽も担当しています。
そんな彼が息子(Taro)が生まれたときに作った一枚です。
胎児にとっての環境音楽だそうで、
早いビートはTaroの心拍数に由来するそうです。
いろいろな視点があって面白いですね。
常人には思いつきません。
Bernie Krause / Gorillasin the Mix 1988年
Bernie Krausの一枚です。
森や動物など自然の音を録音しMIXする音楽家です。
このアルバムは動物や自然音のサンプリングで構成されています。
ゴリラが可愛い。
電子音楽の要素もありますが、
身近なところに音楽があるのだと認識させてくれる良いアルバムです。
Christina Kubisch / Magnetic Flights 2011年
最後はChristina Kubischの一枚。
空港で待っているときに録音した電磁波の音です。
いわゆる電波系の方々が電波を恐れる理由がこれなんですかね?
面白いです。
ちなみに、かなりアカデミックな方で、
音響工学や電子工学に造詣が深いそうです。
そういった影響を感じますしノイズっぽくて割と聴けます。
まとめ
いかがでしたか?
色々な環境音楽をご紹介しました。
空港から水中、胎内、電磁波
かなり奥深いですよね。
音楽とは何か改めて考えたくなります。
読者の皆様が新たな音楽を見つけて下さればうれしいです。
以上!
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