皆さま御機嫌よう。
4月も最終日です。
今日は4月に聴いて、、、
(個人的に)”面白いなぁ”、”変わってるなぁ” と思った作品をただ紹介します。
選曲にはかなり偏りがありますが御理解下さい!
全てBandcampからの紹介ですので、
Spotify、Apple、Amazonを聴いても巡り合えない(はず)の曲ばかりかと思います。
- 最近の音楽に飽きた方
- 面白い音楽を聴きたい方
- 尖ってる方(自薦他薦問わず)
におすすめの記事ですので是非。
4月リリースでお豆がぐっときた作品
Oni(鬼) / Ami Dang, Midori Hirano 他
イギリスのPantom Limbというレーベルからリリースされたこちらの作品。
日本の人形作家でもある川本喜八郎が1972年に製作した
文楽人形を使った人形劇『鬼』をモチーフにして、
5人の尖ったアーティストがそれぞれの解釈で曲を作りました。
ミニマルからダークなアンビエント、ピコピコ音まで・・・
実験音楽丸出しでこうも違うかと驚く仕上がりでとても面白いです。
お豆のお気に入りは一番最後のTori Kudoさんの鬼です。
主婦の井戸端会議の録音素敵。
鬼はコロナのメタファー?そんな感じです。
Exoplanet / Rob Frye
アメリカはシカゴ出身のアーティストの作品です。
タイトルのExoplanetとは太陽系外惑星という意味です。
解説文にもあるようにドラムと即興シンセが何とも言えない浮遊感を醸しだし、
宇宙を漂う惑星(の気持ちは知る由もないですが)の気持ちを味合わせてくれます。
とにかく心地いいですね。
そしてコンセプトも面白い。
a softer focus / Claire Rousay
アメリカはテキサスのアーティストの作品です。
日常生活の録音(皿や椅子や誰かのおしゃべり、たまにテキスト?)と
アンビエントのハーモニーが美しい。
何気ない生活にも美しさが溢れていますね。
何気ない日常にSoftでええからFocusせよ!
と作者の声が聞こえてきそうです。
Landfill Totems / Hainbach
ドイツはベルリンのアーティストの正統派アンビエント作品です。
不気味な電子音が続きます・・・
タイトルのLandfill Totemsは”埋め立てトーテムポール”という意味。
実は!
古い研究所や原発、叔父の小屋から集められた廃電子機器を
トーテムポールのように積み立てて録音しています。
行き過ぎたテクノロジーがもたらす恐ろしい未来を暗示してるのでしょうか。
何はともあれ面白い作品です。
お豆は現代アート的な作品が大好物です。
一応動画もどうぞ
A Necessary Softness / Alexandra Spence
オーストラリアはシドニー出身のアーティストの作品です。
最小限の物音をミニマルにまとめています。
ミニマル系物音。
いいですね。
日常で出る物音で作り出される幻影的な雰囲気は
フィクションと現実の境をわからなくさせます。
物音でここまで世界観を作れるのはすごい
Butterfly Knife / Charmaine Lee and Zach Rowden
ニューヨークのレーベルNotice Recordingsからの一枚です。
最後も物音系・・・ではなく女性の声とコントラバスです。
(まぁひっかいてコントラバスから音出してるそうですが・・・)
ド直球の実験音楽!!
しかし声には驚きです。
そして沈黙とのコントラストがお見事で、
かと思えばノイズっぽいパートもあたりでお豆を振り回してくるので大満足。
まとめ
いかがでしたか?
お気に入りの曲は見つかりましたか?
来月も相も変わらず変てこ音楽を聴きまくる予定ですので
おすすめがあれば紹介しまーす
以上!
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