皆さま御機嫌よう。
今日は日本のサイケデリックロックの名盤を紹介します。
サイケといえばやはり欧米のイメージが強いです。(本場やからね)
しかし!
日本にも負けず劣らずのサイケデリックバンドがたくさんあります。
そしてほとんどが日本ではなく海外で高い評価を受けています。
サイケと言えば”ジミヘン!”や”ビートルズ!”
と言う方に是非読んで頂きたいです。
この記事は
- カッコいい音楽が聴きたい
- サイケが好き
- 日本のサイケも聴いてみたい
という方におすすめの記事になっております。
サイケデリックロックの概要
まずはサイケデリックロックの始まりや概要を簡単に紹介します。
サイケデリックロックの概要
1950年代アメリカの戦争復員兵の心のケアから精神分析が流行しました。
その影響で精神障碍者が見る幻覚やトラウマの映像化が試みられ、
映画や文学や音楽にもこの流れが押し寄せます。
そして1960年代から1970年代にLSDが多用されます。
サイケデリックロックの主な特徴は以下のようなものです。
- ドラッグ(LSD)に関する歌や製作過程に用いられる
- 音が独特で浮遊感がある
サイケデリックの歴史と名盤を紹介した記事を過去に書いてますので 是非参照してください。
日本サイケデリックロックのおすすめバンド7選
それでは日本のおすすめバンドを紹介します。
例のごとくメジャーからマイナーまで幅広く紹介!
かなりノイジーなバンドもありますが是非お楽しみください。
Acid Mother Temple
まずは日本最強のサイケバンドで世界でも評価が高いこのお方。
音楽的ルーツをシュトックハウゼンを始めとする現代音楽やディープパープルやイーノで
”好きな音楽混ぜたら最強の音楽できんじゃね?”
って感じでかなりごちゃまぜでサイケ。
めっちゃかっこいいですので是非!
参考URL:『アシッドマザー物語 ele-king』
裸のラリーズ
続いてはこのお方。
1960年代に京都で結成されたバンドでサイケ?ノイズ?
どっちともとれる凄まじい演奏です。
安保、全共闘・・・当時の混沌とした日本情勢に対しての 音楽的な回答とも言えましょう。
ボーカルが音源発売を極端に絞ったりして伝説化されましたが、
今現在はサブスクで聴けますのでご安心を。
水晶の舟
こちらは1999年結成の比較的新しいバンドです。
由来は分かりませんがドアーズの曲に”Crystal Ship”という曲があり
サイケデリックな影響を感じずにはいられません。
スピリチュアルなインスピレーションで音楽作りをしており、
ロックのみならず時にはアンビエント・ドローンなど音楽性が幅広いです。
(勿論どの曲もサイケ)
このバンドも日本よりも海外での評価が高いです。
参考URL:『水晶の舟公式HP』
LSD March
1996年に関西で結成された怪しい名前のバンドです。
裸のラリーズやアシッドマザーテンプルと比較すると
かなりマイルドなサイケですがかっこいいです。
三上寛や灰野敬二やJOJO広重など
数多くのアングラの重要人物とのセッションも経験しています。
喜多嶋修
ここからは少し趣向を変えて・・・
加山雄三の従弟であるこの方の一枚。
ベースには細野晴臣が参加。
琵琶、尺八、琴・・・を取り入れた東洋サイケです。
東洋の楽器でもトリップ感が出来る事に驚いています。
五井野正グループ
仏教や自然科学や医学の博士である五井野正さんのカルト盤です。
大量のシンセと望遠鏡からキャッチした信号を音に変換した音楽はまさに7次元。
オカルトなにおいがプンプンするなかなかの珍盤ですので、
サイケ好きは勿論珍しいもの好きにもお勧めです。
ちなみ五井野正博士のHPもおすすめ。
幾何学模様
最後は2012年に東京で結成され欧米から逆輸入されたこのバンド。
ヘヴィーなサイケギターとシタールの響きが60年代後半のそれを思い出させます。
バンド内には様々なバックグラウンドを持った(おもしろそうな)方が多く在籍し、
さまざまな音楽が絡み合って唯一無二の音楽に仕上がっています。
新しいバンドですので今後も注目です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
サイケと言えばイギリスやアメリカを思い浮かべますが、
日本もかなりいかついサイケやってますよね。
誇らしいです。
皆さまのお気に入りバンドが見つかれば幸いです。
いじょう!
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