皆さまごきげんよう!
突然ですが、みなさまは普段落語は聴きますか?
あまりききませんよね!
落語というと長いや、難しいといった印象を持つ方が多いと思います。
確かに、落語は長くてむすかしいものも多いですが、
それと同じくらい面白いものも多くあります。
もちろん、若者が聴いてもです。
実は、お豆は大学時代に落語サークルを立ち上げて落語の模写をする程度には
落語が好きで作業をするときにはよく聴きます。
本日は、アングラ/サブカル青年であるお豆が
落語を聴くことによるメリットを紹介しつつ、
聴きやすさ・面白さ・奇妙さを重視しておすすめを3選紹介したいと思います。
この記事は、
- 落語に興味がある。
- 日本の珍しくて面白い昔の話を聞いてみたい。
- 話がうまくなりたい。
という方におすすめです。
それでは参りましょう。
落語を聴くメリット
落語を聴くことのメリットは主に3つあります。
- 話が面白くなり、うまくなる。
- 当時の市民生活がわかり歴史の勉強になる。
- 頭が柔らかくなる。
上記3点の能力が上がれば私生活でも役に立ちそうですよね。
一つずつ説明していきます。
落語を聴くと話が面白くなり上手くなる
面白いという基準は人それぞれです。
自分に合った落語を見つけましょう。
フルで聴けるくらい面白いと思う落語を見つけて、よく聴いてください。
・話の構成→起承転結がわかりやすくストーリーに矛盾なし。
・話の抑揚の付け方→話が生き生きする。声の強弱が大事。
・間のとり方→どのタイミングで面白い単語を言うか。
全て参考になります。
後からお豆目線のおすすめ落語を紹介しますので、
それを入り口に落語に興味を持ってください。
落語を聴くと当時の市民生活や歴史がわかり面白い
落語は大昔の話です。
言葉遣いやしぐさ、暮らしがわかります。
後述するおすすめ落語でも当時の暮らしに注目して聴くと面白いですよ。
頭が柔らかくなる
落語には”枕”と”サゲ”というものがあります。
枕とは→話の導入に話す小話
サゲとは→話のオチ
各々理解することが落語を楽しむのに不可欠です。
正直”???”が浮かび、何が面白いかわからない時もあります。
落語中に話を整理してオチの何が面白いか理解してみしょう。
正直、オチを先に見てから落語を聴いてもいいと思います。
(先にオチを言う落語家もいます)
おすすめの落語3選
それではおすすめの落語3選を紹介します。
アングラ/サブカル目線ですので、
少々クセがありますがご了承下さい。
夢八(夢見の八兵衛) 桂小南
夢ばかり見てしまう病を持つ、八兵衛に金儲けのの話が舞い込みます。
その内容は、
”1軒の家でつりの当番をする”というもの。
つりの当番って?
分からないままに家に連れていかれる八兵衛、
たくさんのごはんや快適な家に大喜びです。
そこで一つ忠告をされます。
”部屋の奥にあるむしろの奥はのぞいたらダメ”
(むしろ→わらの布、この話ではパーテーションの役割)
と。
好奇心が八兵衛を襲います。
その後、むしろの奥を覗いた八兵衛は、つりの当番という意味を知ります。
不気味な話です。
しかし、オチはしっかりしています。
有名ではないですが、かなり聴きやすい部類かと思います。
天王寺三題 桂米朝
お次は人間国宝の桂米朝の落語です。
天王寺三題の二題目がいかついんです。
コンプライアンス上ブログには一切書けません。
時代錯誤の強烈なブラックジョークです🐨
是非、聴いてみてください。
”こんな落語もあるのか”とハードルが下がります。
それか、ドン引きしてスマホを川に向かって投げると思います。
16:00~からが必聴です。
恐ろしい話です。
放送禁止用語だらけです。
でも面白いです。
珍品落語集 桂米朝
こちらも桂米朝です。
短い話のまとめです。
おすすめは下ネタです。
親指にあるさかむけが痛いときにどうしますか?
桂米朝は素晴らしい提案をします。
親指を中指の上に乗せます
→人差し指で親指の上を押さえます。
さすが人間国宝です。
まとめ
いかがでしたか?
お気に入りの話は見つかりそうですか?
長いものから短いものまで紹介いたしました。
日本の伝統芸能の落語ですが、ちょっと変わったものもあります。
教訓があるような落語だけではなく、
ブラックジョークや不気味な話まで幅広いです。
本日はアングラ/サブカル目線で紹介しましたが、
落語には素敵な話が山のようにあります。
これをきっかけに落語に興味を持ち、自分の世界を広げていただければ幸いです。
以上!!
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