みなさまご機嫌うるわしゅう!
今日はあるSとMの語源になった人物の紹介をします。
”あいつドSやろな”
とか、人の性格を表す時のアレです。
語源となった人の小説も紹介するのですが、
なかなか過激な内容です。
この記事は、
- 変わったものが好き。
- アングラ/サブカルが好き。
- 刺激的なものが好き。
といった方に有益な記事です。
それでは参りましょう!
SとMの語源
実はこの言葉、
サドとマゾッホ
という方の頭文字なんです。
意外と知らなかったですよね。
彼らは各々小説を残すのですが、その小説がまさにSとMなんです。
サドとマゾのプロフィールと小説を紹介します。
サド ”ソドム120日”
まずはサドから行きましょう。
サドは1740年にフランスで生まれ、1814年に亡くなっています。
彼の生涯ですが、
数々の暴力行為を行い生涯の半分近くを牢獄と精神病院で過ごします。
そして投獄中に書き上げた小説がソドム120日です。
内容は、
汚職と殺人で金持ちになった権力者が、
権力でねじ伏せた男女42人で120日間の宴をするという内容です。
宴の内容がこれまたひどく、
もうエロとグロと血と排泄物まみれで死人も出る物騒な会なんです。
もうSとかMとか言っている場合じゃありません。
今でも牢獄にぶち込みたくなるような内容です。
グロ耐性があり、かつ物好きなら面白いと思います。
が、一応閲覧注意です。
ちなみに!
サドは、牢獄内で12mにも及ぶ半紙の裏表にびしりとこの小説を書きます。
しかし、牢獄を移動する際に没収されてしまいます。
しかもまだ途中。
かわいそう🐨
そのため、この小説は途中で終わっています。
マゾッホ ”毛皮を着たヴィーナス”
マゾッホは1836年にオーストリアで生まれ1895年に亡くなります。
代表作である、
”毛皮を着たヴィーナス”はムチを打たれると興奮してしまう男の話です。
Mっぽいですね。
サドほど過激でなく文学作品として楽しめます。
マゾのM気質が開花したのはかかりつけ医の妻とや女優との恋愛で、
その経験をもとに毛皮を着たヴィーナスを書き上げます。
そして出版後に、奇妙な事が起こります。
ワンダ(小説中で青年にムチを打つ女)を名乗る女性がマゾッホの前に現れます。
そして、
マゾッホはその女性を調教し理想の女性(ムチを打ってくれる)に仕立て上げました。
小説の理想を実現させた行動力に感服です。
まとめ
いかがでしたか?
普段何気なく使っているSとM。
Mはともかく、Sは軽々しく使うのは気が引けます。
どちらも短めの小説ですので是非読んでみてください。
明日から、友達に教えて人気者になりましょう!
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